【Vol.1デザイン思考】なぜいま、Design Thinkingか?!

Design Thinkingとは?

 日本では、デザイン思考と呼ばれているもので、 企業や社会をよりよく変えるため、新たな価値の提供を考えるイノベーション技法です。
 Design Thinkingは、スタンフォード大学にあるd.schoolがその総本山と言われており、ビジネスをデザインすることで有名なデザインファームIDEOの仕事のプロセスを公開して作ったプログラムです。
 ここで紹介するのは、IDEO式とします(様々な方法が存在します)。そのプロセスは大きく5つ。
画像の説明

①Empathize:共感(五感を使い対象を捉える)
②Define:課題発見(本質的課題WHYを定義する)
③Ideate:アイデア(手を動かす)
④Prototype:試作(視覚化、速く創る)
⑤Test:テスト(誰かに使ってもらう)

 これから連載を通し、5つのステップを1つ1つ学び、皆さんの仕事や活動に使えるようにサポートしていけたらと思います。

なぜ今、Design Thinkingが必要?

 ものを作れば売れる時代から、近年、ものがあふれる時代に変わってきました。2000年以降、だんだんとユーザーの体験価値を高めることによるビジネス展開が重要視され、そこで、注目を浴びているのが、Design Thinkingです。
 もともと、デザイナーの思考プロセスから応用されてきたと言われていますが、Designと、Design Thinkingの定義は曖昧な状態。
 個人的な見解としては、時代の変化とともに、Designの定義が変わってきていると考えます。モノの時代には、「Design=Goods」、コトの時代の今日、「Design=Design Thinking」になってきていると考えます。
 まさに、弊社が重視している3段階のデザインプロセス「①Design:設計」ー「②Style:価値可視化」ー「③Decoration:表現」もDesign Thinkingの1種です。
では、Vol.2から本格的に5つのステップを学んでいきましょう。
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